2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧
2020年1月訪問 バンディーニのピエタ ミケランジェロ ドゥオモ付属美術館 フィレンツェ 『ミケランジェロ』(1475-1564) 《バンディーニのピエタ》(1547-1555) 私が訪ねた、2020年10月にはこの作品はちょうど修復中でした。 以前は修復中は公開されなかったの…
2020年1月訪問 三枚の母子像 フイリッポ・リッピ ボッティチェリ ラファエロ ウフィツィ美術館 フィレンツェにある『ウフィツィ美術館』に展示されていた三枚の母子像です。 『フイリッポ・リッピ』( 1406年 - 1469年) 《聖母子と二天使》(1465) ボッティ…
私は今年70歳になりました。 私はもうあと10年も20年も生きないでしょう。 そこで(遺言状)を書くことにしました。 今や終活、エンディングノート大流行ですね。 私はこの二つの言葉が大嫌いなんです。 遺言その2 幼い子どもを持つお母さんお父さんへ 子ど…
四枚の風景画 ルノワール 『ピエール・オーギュスト・ルノワール』(1841-1919) 今回は『ルノワール』の4枚の絵をご紹介します。 1881年『ルノワール』はイタリアのカプリに行きました。 そのころ彼はそこそこ有名になり代表作《舟遊びする人々の昼食》 を書…
2017年10月撮影 風景の中の裸婦 オーギュスト ルノワール 《風景の中の裸婦》(1883) 油彩 キャンバス 『ピエール・オーギュスト・ルノワール』(1841-1919) 1883年はルノワールにとっては人生の結節点でした。 「1883年頃、作品が途切れました。印象派の終焉…
2019年10月訪問 この教会の雰囲気を支配するものは サン・シルピス教会 パリ 始めてこの教会の中に一歩踏み込んだ時の感触を10年たった今でも鮮明に覚えています。 そしてその感触は、何回この入り口をくぐってもそのたびに 私に何かを訴えかけてきます。 旅…
あなたは廃仏毀釈という制度がかつて日本にあったことはご存じでしょうか。 私は言葉だけは知っていましたが、これほど激しいことだったことは知りませんでした。 大学の科目では『伝統』という事柄の一つとして語られます。 『仏教』が日本に公伝したのはい…
ここでは「パッケージ・ツアー」と分けるために自由手配旅を 「自由旅」と呼びます。 そして対象者は私と同じ60以上のあなたです。 前回は飛行機の予約の仕方を説明しました、今回はホテルの予約です。(その2) ホテルを決めると次は部屋の仕様や『キャン…
ここでは「パッケージ・ツアー」と分けるために自由手配旅を 「自由旅」と呼びます。 そして対象者は私と同じ60以上のあなたです。 前回は飛行機の予約の仕方を説明しました、今回はホテルの予約です。 ここではエクスペディアを使っていますが これはこのサ…
2017年10月訪問 苦悩を超えて ルノワール ピアノの前の少女たち オランジェリー美術館 パリ 『ピエール・オーギュスト・ルノアール』(18412-1919) 《ピアノの前の少女たち》(1892) 1883年頃『ルノワール』は「印象派」としての作品作りに限界を感じ、 苦悩の…
2019年10月訪問 苦悩の道を歩んだ ユトリロ モンマルトル美術館 今では日本でも有名になった画家『モーリス・ユトリロ』(1883-1955) しかし彼の人生は苦悩に満ちたものでした。 『ユトリロ』は画家の母親『スザンヌ・ヴァラドン』から生まれました。 『スザ…
『スザンヌ・ヴァラドン』(1865-1938) 《自画像》(1927) 油彩 木に貼られた段ボール (モンマルトル美術館) 『スザンヌ』の人生は波乱万丈でした。 10代の頃はサーカスの曲馬乗りなどもやりました。 結局落馬して仕事を続けられなくなりました。 《『家族』…
私は今年70歳になりました。 もうあと10年も20年も生きないでしょう。 そこで(遺言状)を書くことにしました。 今や終活、エンディングノート大流行ですね。 私はこの二つの言葉が大嫌いなんです。 遺言その1 小さな子どもさんを持つお母さんお父さんへ 子…
2021年7月訪問 シュッとした立ち姿が素敵 役者舞台の絵姿 かうらいや 歌川豊国 《役者舞台の絵姿 かうらいや》 『歌川豊国』明和6年(1769)~文政8年(1825) 『歌川豊国』は、江戸時代の浮世絵師です。 幼いころから『歌川豊春』の門下になり『豊国』を名乗り…
2021年10月9日訪問 秋のバラが咲き始めました 都立光が丘公園 練馬 近くの『光が丘公園』に行ってきました。 光が丘公園の中でも今日のお目当ては『四季の香公園』。 ここはバラとハーブがメインの公園です。 バラが咲き始めました。 道路側から見るエントラ…
2020年の国税庁の調査によれば(民間の給与実態)平均年収は2年間連続で下がりました。 正規非正規雇用を見てみると(全労働人口5245万人)、 正規雇用 3483万人(66%) 非正規雇用 1203万人(23%) 正規非正規の割合はこの時点では前年と大きな変化はあり…
ここでは「パッケージ・ツアー」と分けるために自由手配旅を 「自由旅」と呼びます。 そして対象者は私と同じ60以上のあなたです。 ★予約サイトについて 自由旅をするためにはまず自分で航空券、ホテルなどを予約しなければなりません。 あなたは国内旅行でe…
2019年11月訪問 素晴らしいステンドグラスの数々 サン ドニ大聖堂 パリの郊外「サン・ドニ」にある『サン・ドニ大聖堂』。 創建は古く7世紀にさかのぼります。 その頃「フランク王国」に『ダコベルト1世』(628-637在)という王様がいました。 この王様が「ベ…
2019年撮影 オーギュスト ルノアール 2点 ポーラ美術館 箱根 『オーギュスト・ルノアール』(1841-1921) 《髪飾り》(1888) 油彩 カンバス 『ルノアール』の絵が順調に売れるようになり、経済的に安定するようになったころ、 1888年頃に彼はエクス・アン・プロ…
2019年9月撮影 朝の散歩コースです モンパルナス墓地 パリ モンパルナス地域の中で、あなたにお薦めなのが、 『モンパルナス墓地』です。 ここにはたくさんの有名人が眠っています。 モンパルナス墓地の外壁、ここを歩くのもなかなかいいですよ。 ここにお住…
2021年9月訪問 秋の気配を感じる新宿御苑 桜もあるでよ 新宿 少し時間があったので久しぶりに新宿御苑に行ってきました。 まさに新宿のオアシスといったところです、ポカポカ陽気でかなりの人出。 いつもとてもよく整備されています。 なのでか、入場料は500…
2019年訪問 大好きなガレ 文様が素晴らしい エミール ガレ ポーラ美術館 ポーラ美術館には絵画のほかにガラス美術品もたくさんあります。 『エミール・ガレ』(1846~1904) 《コンポート》前上 色合いがいいですね、好きです。 《コンポート》正面 色といい形…
旅の計画を立てるのはとても楽しい 旅は1回でで3回楽しめます。 まずは旅の計画、これがめんどくさくまた楽しいのですよね。 まずは『どこ行こうか』一人の場合はすぐに決められますが、 複数の場合はいろいろと調整が大変ですよね。 パリのサン・ジュリアン…
2021年7月訪問 ゴッホも真似して描いてみた 浮世絵 歌川広重 印象派の画家たちが日本の浮世絵を愛し、たくさんのインスピレーションを受けたこと は有名な話ですが、実際に浮世絵を油絵に描いたのが『ゴッホ』でした。 そして今回ご紹介する作品ではありませ…
2021年7月訪問 たった2年の絵師活動の謎 東洲斎写楽 市川蝦蔵の竹村定之進 東洲斎写楽(生死不明) 《市川蝦蔵の竹村定之進》寛政六年(1794) 『東洲斎写楽』は謎だらけの江戸時代の浮世絵師です。 生死は不明、絵師として活躍したのはたったの2年。 その後は…
2021年7月訪問 授戒の大切さ 鑑真和上 唐招提寺 京都 『唐招提寺』の中に一歩踏み入れるととても静謐思いに満たされます。 その事は前回書きました、このすがすがしさがどこから来るのか、 この何か特別な雰囲気は何なのか私にはまだわかりません。 さらに、…
2021年9月訪問 御利益のコンビニエンスストアーです 豊川稲荷東京別院 赤坂 港 『豊川稲荷東京別院』はたくさんの御利益があずかれるお寺さんです。 『融通稲荷』 「財宝を生む尊天様で正しくは『南無如意宝生尊天』のことです、 皆様が真心を込めて信心する…
2019年10月訪問 ニースに行ったものの マチス パリ国立美術館 ポンピドーセンター パリ 1917年の年も押し詰まった12月20日に『マティス』はニースに行きます。 しかし彼は悪天候のために、そこで1か月間ホテルに閉じ込められます。 『アンリ・マティス』(186…
2020年1月訪問 紀元118年ごろにどうしてこんな建物が パンテオン ローマ 始めて『パンテオン』の中に入ったときにとてもびっくりしたことを覚えています。 ドーム形の円蓋があって上を見上げるとぽっかりと、穴が開いています。 この建物は、オリジナルは『…
2021年7月訪問 遮光土偶がトウハクで呼んでいる 東京国立博物館 上野 《遮光土偶》 秋田県 石名館出土 縄文時代 (晩期) 前1000~前400 この土偶もとてもきれいなものです。 乳房が大きく前に突き出していて、女性であることがよくわかります。 土偶は女性…