今回は1月22日から2月2日まで13日間のパリの旅でした。パリには今まで、5-6回行っていますが今回が一番長い滞在でした。
パリはマニアックな方が多いので、私はまだまだ初心者です。
パリは汚い街です、みんな平気でごみをポイ捨てします。気を付けて歩いてください犬のうんちがたくさん落ちています。街の要所要所には物乞いの人がいます。
たばこのマナーは最低です、建物の中ではすいませんがその分、カフェや、レストランの外では無法地帯です、最悪なことは歩きたばです、老若男女にかかわらず、実にたくさんの人が歩きたばこです、そのうえポイ捨ての人もかなりいます。煙草についてはまだフィリピンの方がいいぐらいです。
40年ほど前私が初めてパリに行った時に友達が「フランス人は信号は人の為にあるものだと思っているから全く信号を守らないよ」と言われ、観察してみるとなるほど信号はあまり守られていませんでした。それは今も変わりません、母親が子供の手を引いて平然と赤信号を渡っているのですから、なるほど、人間は信号を守らなくてもよく、守るのは車だけという精神は脈々と生きているのです。
そんなことがたくさんあっても私はパリの街が好きなのです、観光名所だけではなく、小さな路地の隅々にパリの歴史や、パリの人たちが築いてききたものが見られるのです。
大小さまざまな美術館があり、そこにはそれぞれの世界があり、その中に入ればたちまちその中に取り込まれ不思議な宇宙の中を浮遊することができます。
街のあちらこちらにパリの人たちの生活が息づき、自由闊達に生きているパリっ子たちの行動が見られます。
今回はパリが初めての人と一緒に行ったので、多分に観光旅行となり、今までの街歩き行き当たりばったり、出たとこ勝負の旅とは違いましたが、これはこれで面白かったです。
今回の旅の教訓【パリはバスをうまく使え】特に高齢者は
パリの地下鉄は古いので、言い換えれば歴史があるので、エスカレーターやエレベーターが付いていないところが多いのです、そのうえ、地下鉄路線が入り組んでいるので、乗り換えにも何度も階段を上ったり下りたりしなければならないところも多々あります、高齢者の私は、旅中盤には足がパンパンに張って疲れ果てました。そこで、バスに変えるとこれが問題はあるのですが意外とらくちんなのです。
蟻巣のように張り巡らされた、バスの路線図など見ても全く理解できません、そこでも頼りになるのはやっぱりグーグルマップです、これは何と素晴らしいソフトなんでしょう、現在地と行きかたを入れれば全てを答えてくれます。
何番のバスに乗りなさい、このバスの終点はどこですよ、どれぐらいの時間がかかりますよ、途中のバス停はいくつありますよなどなど微に入り細に入り教えてくれます。これに従って行けば無事目的地に行けるというものです。
ところが、先に問題と書きましたが、問題とはバスが突然運行していなかったということが何回かありました。 こうなるとめんどくさいです、地下鉄に帰るか、他のバス路線に変更するか、歩くかの選択に迫られます。
こんな時は冷静に少し位置を変えて、グーグル検索をかけてみると意外に近くに地下鉄や、バス停がある場合が多いです。
パリ歩きの参考になればさいわいです。