マルモッタン美術館はパリの16区ブローニュの森の入り口にある比較的小さな美術館です。
グーグルマップで確認してみましょう。
地図の西側はブローニュの森です。
この美術館はマルモッタン モネ美術館とも呼ばれ、モネの作品がたくさん収蔵されています。
何しろ「印象・日の出」この絵のタイトルが印象派の由来です、しかし当時は大変な批判、酷評にさらされ、その結果印象派と呼ばれるようになりました。
それではそのほかの作品も見てみましょう。

LE PONT DE L'EUPOPE. GARE SAINT LAZARE 1877
サンラザール駅を書いた12連作の1枚、今しも蒸気機関車が目の前を走り抜けていきそうな、そんな躍動感がある絵になっています。右上には「カイユボット」も描いたヨーロッパ橋が重くのしかかっています。

EN PROMENADE D'ARGE NATURE 1875
日傘をさすほどの日差しの中を若いと思われる夫婦と小さな子どもが、田舎の小路を散歩しています、そんなほのぼのとした情景と、日差しのまぶしさ、風を感じさせてくれます。

CHAMP DE TURIP EN HOLLAND 1876
風が画面右側からかなり強く吹いているのか、川面が波立っています。その少し波だった川面に中リップがいり鮮やかに映し出されています、モネの水の感じはたまらなく素敵です。

小型の美術館ですが収蔵されている作品はどれも粒ぞろいですね。