ベルギー ヘント フランドル伯居城 その2

ベルギー ヘント フランドル伯居城 その2 2019年4月17日

 フランドル伯は864年から1795年まで、ベルギー北部及びフランス北部を支配していた領主です。

 フランドル家はカロリング家やイングランド王アルフレッド大王の家を引き継いだ銘家でもあります。

 昨日は外観を見たので、今日は内部を見ます。





 ロマネスク建築様式にみられるヴォールト、交差ヴォールトが見られます

 中は歴史博物館にもなっていて、当時の甲冑や武器が展示されています、この重い甲冑を着て戦ったのかと思うとものすごい体力の持ち主だったことが偲ばれます。







 拷問室には拷問道具が展示されています、当時はここで、残酷で過酷な拷問が繰り返されていたと思うと、やりきれない気持ちになります、何か今でも拷問を受けている人たちの叫び声が聞こえるようです。







 場内はかなり広範囲に見て回ることができます。堅牢な城壁と城郭に守られているので耐久性があるからだと思われます。








 途中立ち寄った部屋にはハープが置かれていました、たぶんここでフランドル伯が音楽を楽しんだのでしょう。