パリ サン ジャン ドゥ モンパルナス教会

2019年10月訪問

 ★ サン ジャン ドゥ モンパルナス教会





 この教会にファサードを見て何か違和感を感じませんか?

 そうですね、フレームが鉄骨です、この教会は初めて鉄筋コンクリートで作られました。

 レンガ造りも珍らしいですよね。





 中に入ると鉄骨造りであることがよくわかります。この教会は1894年から1898年にかけて建てられました。





 ファサードに使われているタイルは、タイル職人のアレクサンドル ビゴによるものです、

 このあたりのタイルもそうではないかと思いますが確証はありません。タイルに至るまで芸術性を感じます。





 おかれている彫刻も実に美しく技巧的なものです。


この建物は、ネオゴシックの巨匠ウオーレル ル デュックの弟子アナトール ドゥ ボードの設計によるものです。





 ゴシック様式の特徴を持った交差リブの天井です。

 さて、この教会のあった場所で、サンドニが処刑されたということです。

 サンドニさん斬首された首をもって、遠く離れたサンドニ寺院まで旅に出たのですね。