パリ モンマルトル博物館 モーリス ユトリロ

2019年10月訪問

 ★モンマルトル博物館 モーリス ユトリロ(1883年-1955年)

 ここにはモーリスユトリロの絵もたくさんあります。

 ユトリロは前に説明した通りスザンヌ バラドンの息子です。

 子どもの頃のみじめな生活により、強度のアルコール依存症となり精神病に入ったり、暴力行為で逮捕されたりす、るあれた生活を続けます。




 Place Pigalle 1910  白の時代 彼の描いた絵がようやく売れ始めたころ。




 Le Moulin Sannis 1912年 このころから絵が高く売れるようになります、しかし家庭内のごたごたは絶えません。




Abbay en ruines 1912年 




 Rue de Epinettes 1936 色彩の時代

 ユトリロは私の最も好きな画家のひとりです、私が小学生の低学年の頃だったと思いますが、父親が特別展に連れて行ってくれました、その時彼の絵を見て、なんてさみしい絵を描く人なんだろうという印象を持ったことをいまだに覚えています。
 そのことは私が子どもの直感でユトリロの心の寂しさを感じ取ったということだと思います。

 こうして親子の絵が並んでかかっている様を見ると特別な感慨を持ちます。