ローマ ボルゲーゼ美術館

2020年1月訪問

 ★ローマ ボルゲーゼ美術館

 イタリア1日目は夜着だったので、空港内のホテルに泊まりましたそして、次の日ローマ市内のホテルに移動しました。

 荷物を置いて、『ボルゲーゼ美術館』へ向かいました、この美術館は完全予約制、3時間入れ替え制なので、予約がなければ入れません。事前に予約をしたから行きましょう。それから、15分遅刻するとは入れないと書いてあります。

 ボルゲーゼ美術館の『ボルゲーゼ』とは何でしょう?
 
 実は、ローマ法王を輩出したファミリーネームなのです。少しこのことについて調べてみました。

 14世紀からトスカーナ地方シエナで栄えていたファミリーで、16世紀に皇帝に貢献した功績が認められて、皇帝ギズモンドから騎士の称号を与えられました。

 その後、16世紀に高官に任命された際にローマに移ってきました。

 17世紀にはピンチャーナ門外荘館と荘園を建設、この館はその後300年にわたってボルゲーゼ家の中心の建物となります。




 現在のボルゲーゼ美術館の画像です。

 そして、その荘園たるや、東京ドーム17個に相当するものなのです、現在はボルゲーゼ公園になっています。




 うっそうとした森や芝生の広場がある公園になっています。

18世紀後半から、19世紀初頭にマルカントニオ4世ボルゲーゼが庭を近代的なものに造園しなおし、館の内装を新古典主義に後期のバロック様式をミックスして現在のようなものに改装しました。
 改築を担当したのは建築家、アントニオ アスプルッテ、彼の特徴をよく表しているといわれています。

 次回からは、美術館とそこにこかれている作品の作家たちについて書いていきたいと考えています。