★ローマ コロッセオ 2000年たった今も
現在の科学の粋を集めて作られているコンクリートの寿命は50年から100年とされているそうです。
しかし、『コロッセオ』が建設開始されたのが紀元70年ごろ、紀元80年ごろに完成されたとされています。
2000年以上の年月が流れています。

『コロッセオ』は巨大な石の支柱とこの「ローマンコンクリート」と称せられるコンクリートそして煉瓦でできている部分が多いようです。画像を見てもらうとわかるように煉瓦の間をコンクリートで埋めています。

もう一つ強度を増しているとされるのが、このアーチです、アーチの中を煉瓦とコンクリートで埋めています。
これも強度を保つ理由として挙げられています。
しかし、この「ローマンコンクリート」はどんな物質からできているのでしょうか?
(最強のローマン・コンクリートは石灰と火山岩を一定割合いで混合したものだとの結論に達したのです。)だそうです、何でもないその辺にあるもので作られたんですね、長い間の試行錯誤でこのようなコンクリートを作り出した、一体古代ローマ人とはどんな人たちだったのでしょうますます興味が増すばかりです。
あなたもそう思いませんか?
以下にWIRED(UK)より引用した記事の一部を転載しておきます。
古代ローマ帝国が滅亡したのは1,500年以上も前のことだ。だが、この時代に作られたコンクリートは、現在も十分強度がある。例えば、ローマにあるパンテオンは無筋コンクリートでできた世界最大のドームといわれているが、約2,000年経った今も強度を保っている。これは現代のコンクリートでは考えられないことだ(現在のコンクリートの寿命は、50年から100年程度とされる)。
WIRED(UK)より引用