バチカン市国 バチカン美術館 ピオクラメンテ美術館 タペストリーのギャラリー

2020年1月訪問

 バチカン市国 バチカン美術館 ピオクラメンテ美術館 タペストリーのギャラリー

 ここは以前は絵画が展示されていたそうですが、1838年以降『タペストリーのギャラリー』として親しまれています。

 ここのは10点の素晴らしいタペストリーが掛けられています。

 キリストの生涯を題材にしたもので、16世紀にラファエロの弟子たちが下絵を描きブリュッセルで織ったものです。




 とても素晴らしいものです、タペストリーは機織り機で織りますが、1日かかってほんのわずかしか織りあげらないという代物、その上にこれだけの色彩の糸を使っているわけですから容易に出来上がらないわけでです。





 タペストリーのギャラリーですが、みんな天井を見上げています。




 それもそのはず、ここの天井はとても素晴らしいものです、はじめは書いたものだと思いました、補修したところから彫刻だとわかりました。
 カメオのような色合いと感触で精緻につくられています。

 鳥肌が立ちます。