バチカン市国 バチカン美術館 ピオクラメンテ美術 署名の間 アテナイの学堂

2020年1月訪問 イタリアの医療従事者の皆様ありがとうございます、皆様の英雄的活躍は歴史に残ります。

 バチカン市国 バチカン美術館 ピオクラメンテ美術 署名の間 アテナイの学堂




 これが有名な『ラファエロ サンティ』の代表作『アテナイの学堂』です。

 1509年-10年にかけて法王ユリウス二世の命により制作されました。

 登場人物はすべてギリシャの哲学者たちといわれています。笑っちゃうほど雰囲気のある人もいます。

 全体の構図を見るとギリシャ十字(縦横が同じ長さ)の形の中にあります。この意味するところは、キリスト教ギリシャ哲学の調和だと言われています。
 でも、これはどう見てもキリスト教の中にギリシャ哲学を飲み込んだとしか考えられません。

 キリスト教を批判するつもりはありませんが、1信教の持つ傲慢さがこの絵によく表れていると思います。

 しかし、ラファエロが若い男性を描くと美しいですね、ラファエロ的雰囲気にあふれます。