ビットーリオ・エマヌエーレ二世のガツレリアⅡ ミラノ


2020年1月訪問 イタリアからコロナがなくなるまで書き続けます。

 ★ビットーリオ・エマヌエーレ二世のガツレリアⅡ ミラノ 1回まわれば幸せに


 ビットーリオ・エマヌエーレ二世のガツレリアにはたくさんのブランド店がありますが、ここでは二つだけご紹介します、それには訳があるんですね。




 『ルイ・ヴィトン』ですね中央のガラス屋根の下に堂々位置を占めています。




 そして『プラダ』ミラノ店が本店ですね、こちらも堂々ここに存在しています。

 さて、それではわけの種明かしをします。

 どちらもお店の一番上、屋根に一番近い部分を見てください、そうですそこにはフレスコ画が描かれています。

 このガラス屋根の下の四隅に『四大陸』のフレスコ画が描かれているんですね。

 気を付けてみていくと意外なところにこんな楽しみが隠されています。



 これはまた違う角度からのフレスコ画です、よく見てください、ガラスと鉄でできた丸い天井、それから真っ直ぐ伸びる丸い屋根、屋根の際のフレスコ画、その下には窓とそれを飾っている総省が混然一体となり、実にいい雰囲気を出しています。

 そして、これもここの人気スポットここで一回まわればあなたも幸せになるという。




 そうですこれが幸せの牝牛です。もともとはトリノの紋章としてここにあるのですが、いつの間にかこの牝牛の股間を踵にあてて一回まわれば幸せになる、観光客はもう一度ミラノに来ることができるというジンクスが出来上がりました。

 ここは、観光シーズンだとたくさんの人が並んで結構時間がかかるとガイドブックに書いてありましたが、今年の1月はそれほどでもなくゆっくりと鑑賞できました。