ヴィーナスの誕生 ボッティチェリ ウフィッッイ美術館 フィレンツェ


2020年1月訪問 イタリアからコロナがなくなるまで書き続けます。

 



 
ヴィーナスの誕生』 1485年頃




 この作品は昨日おとといで、ご紹介しました『春』と対画といわれています。

 この作品の出所も発注者も不明(ウフィッッイ美術館公式ガイドブック)という見解と、『ロレンツオ・デ・メディチ』であろうという見解があります。

 ただし、16世紀には『ロレンツオ・デ・ピエルフランチェスコ』の『カステロ邸』に飾られていたという記録はあるようです。

 主題については、古代ギリシャの画家『アペレス』の書いた名画『海から上がるヴィーナス』だとされています。

 それでは作品を見ていきましょう。中央に『ヴィーナス』誕生というタイトルの割には成人ですね。

 海から生まれたという意味なんでしょうか、ホタテ貝のような貝に乗っています。

 ヴィーナスのモデルは『ジュリアーニ・デ・メディチ』のあこがれの愛人『シモネッタ』だといわれています。『春』の『ビーナス』も彼女だといわれているので、しげしげと比べてみましたがあまり似ていませんね。



 この二枚を比べてみてください。ネッ、あまり似てないですよね。



 この作品にも、『ゼフロス』(西風)と、『フローラ』(花の女神)が飛んでいますね、『ゼフロス』が噴き出す強い風と『フローラ』の吹き出す緩やかな暖かい風に押されて『ヴィーナス』の乗ったホタテ貝は岸に向かっています。

 どこから来たか知りませんがよくこの体制で倒れずたどり着いたものです。
 そんなこ言っていると、怒られますよ、ということで今日はお時間がよろしいようで。