フランドルの画家 ルーベンス ウフィッッイ美術館 フィレンツェ


2020年1月訪問 イタリアからコロナがなくなるまで書き続けます。

 
★フランドルの画家 ピーテル・パウルルーベンス ウフィッッイ美術館 フィレンツェ


ウフィッッイ美術館 55室 ピーテル・ポール・ルーベンス


ホロフェルネスの頭を持つユデツト イザベラ・ブラントの肖像画 1625





 ホロフェルネスとユデット1626頃

 このお話を絵の題材としている画家はたくさんいます、ドラマチックに描きあげられている絵が多いですが、本作品は『ルーベンス』が描いた絵にしては、かなりスタティックですね。

 最初見たとこは彼の絵だとは思いませんでした。しかし綺麗な絵です、透明感があります。




 イザベラ・ブラントの肖像画 1625

 『イザベラ・ブラント』は『ルーベンス』の最初の奥さん、愛妻を亡くす前の年に描いたものだそうです。

 とても魅力的な絵ですね、生き生きとした『イザベラ』しっかりと『ルーベンス』のほうを見ています。

 黒のドレスのファブリックの質感の違い、光沢、襟のあたりのレースなどが、とても緻密に描かれています。

 背景のワインレッドの壁との色合いも『イザベラ』をうまく浮かび上がらせていると思います。

 胸のあたりの肌の輝きや、『ルーベンス』らしい豊満な胸元から肌に薄く血管が透けて見えそうな透明感も素晴らしいですね。

 とても素晴らしく、あらためてルーベンスが好きになった一枚です。