赤ちゃんざるの表情はキユート 東照宮 日光 栃木県


★赤ちゃんざるの表情はキユート 東照宮 日光 栃木県

 

何故『三猿』が『神厩』という厩に掘られているかは皆さんご存じですよね。

そうです、昔から猿は病気から馬を守るとされていました。

『三猿』は徳川幕府のことだから、「民は『三ざる』」だろうと思っている人もいると思いますが、違うんですね。

 

 

画像を見てください、この『三猿』はシリーズもので、この赤ちゃんから始まり、

次の『見猿、言わ猿、聞か猿』は

子どもは悪いことは見ない、聞かない言わないという意味だそうですよ。

 

 

この猿のレリーフの作者は知られていないということですが、猿の特徴がとらえられていて、とてもよくできていますね。

特に子ザルが母ざるを見上げるさまなどは本当によく描けています。

でも私はこう言いたい。

子どもは見ない、言わない、聞かないではなく

子どもには、いい絵を見せたり、いい絵本を見せる。

子どもには常にいい言葉を投げかけ、それを言わせる。

子どもには、クラシック音楽を聴かせる。

三つ子の魂百までです。

その後の人生が豊かになること間違えありません。