漆喰の下から現れた ジヨット バルディ家の礼拝堂 サンタクローチェ教会


2020年1月訪問 イタリアからコロナがなくなるまで書き続けます。

 

★漆喰の下から現れた ジヨット バルディ家の礼拝堂 サンタクローチェ教会

 

前回は主祭壇を飾る『アーニョロ・ガッディ』が描いた『聖十字架物語』

をご紹介しましたが、今回は漆喰に塗りこめられていた隣の、

『バルディ家の礼拝堂』から発見された『ジョット」のフレスコ画です。

 

 

『ジヨット』は(1267-1337年)の人で、この作品が描かれたのは

(1320-1325年)といわれています、上から漆喰が塗られていたので傷んでいます。

この画像が正面から見たもので、ステンドグラスも見事です。

 

 

 

向かって右側です。

この作品のモチーフは『聖フランチェスコの生涯』です。

制作されたのは(1320-1325年)といわれています。

『聖フランチェスコ』の死に修道士たちが嘆き悲しむ様子が描かれています。

 

 

向かって左側です。

残念ながらはげ落ちてしまった部分が大きので、全貌がわかりません。

これからの修復が待たれます。