古代ローマ時代の パラティーナ美術館 ピッティ宮


2020年1月訪問 イタリアからコロナがなくなるまで書き続けます。

 

古代ローマ時代の パラティーナ美術館 ピッティ宮

 

ルネサンス期の富豪たちの家には古代ローマ時代の彫刻を置くことが流行りでした。

『パラティーナ美術館』に入ると『従者の控えの間』という小さな部屋があり、

そこを抜けると、『彫像の通廊』という細長い通廊があります。

ここには両側にローマ時代の彫刻が並んでいます。

 

 

上記の彫刻は中央『サテュロスとパン』(紀元前2世紀ごろのローマの彫刻)

ヤギに似た姿の、『サテュロス』と牧神の『パン』

左の胸像は『若いマルクス・アウレリウス帝の肖像』

(紀元前2世紀ごろのローマの彫刻)

右の胸像は『男性の肖像』

 


 

 

次の『カスタニョーリの間』の扉です。

左の彫刻は『ヒュギエイア』ローマ時代には健康の神として崇拝されていました。

手の蛇を持っています、いろいろな病院にも蛇の紋章を持つものが多いですよね。

 

さてこの扉を抜けて次の部屋に行きます。

 

 

『蛮族の囚人』(ローマ美術)

 

17世紀にはこの部屋は大公妃の部屋だったそうです。

大公妃の寝室と、次女の控えの間であったものが、19世紀に現在の姿になりました。

 

 

それでは次回はあなたと次の部屋へと進みましょう。