全米女子オープン優勝おめでとう 笹生優花さん

全米女子オープン優勝おめでとう 笹生優花さん

 

2021年6月6日におこなわれた『全米女子オープン』最終ラウンドで、

笹生優花さんが見事優勝を果たした。

日本人でフィリピンで働くものとしては、本当にうれしいです。

そして、フィリピンと日本の架け橋がまた増えたと感じています。

渋野日向子(22)そして笹生優花(19)ともに若い二人です。

これからが本当に楽しみです。

 

今回の笹生優花の優勝で、彼女は日本国籍と、フィリピン国籍の二つの国籍を有している

という報道がなされましたよね。

「あれ、おかしい二重国籍じゃないの」と思われた方もいたのではないでしょうか?

なぜ二つの国籍を持っているのでしょうか。

笹生優花さんは、父親が日本人、母親がフィリピン人です。

現行法ではその場合彼女は22歳までにどちらかの国籍を選ぶということになっています。

 

彼女は6歳の時に日本に移住しました、彼女はその時にいろいろと、

いやな思いをしたと話しています。

大坂なおみにしても、八村塁にしても、塁の弟にしても、たくさんの人が、

民族的差別に苦しんでいます。

欧米でアジア人が暴行を受けたり、いわれない差別を受けていることを

日本人はどう思っているでしょうか?

「ひどいことが起こっている、問題だ」と思っているでしょう。

そのことがそのまま日本でも起こっています。

もっともっと教育で、子どもたちに差別はいけないことを教えていかなければなりません。

それが、笹生優花の優勝を日本人として本当の意味で祝うことになると思います。

日本人はもっと日本人としての誇りを持ちましょう。