紀元118年ごろにどうしてこんな建物が パンテオン ローマ


2020年1月訪問

 

紀元118年ごろにどうしてこんな建物が パンテオン ローマ

 

始めて『パンテオン』の中に入ったときにとてもびっくりしたことを覚えています。

ドーム形の円蓋があって上を見上げるとぽっかりと、穴が開いています。

この建物は、オリジナルは『アウグストウス皇帝』の部下の

『アグリッパ』が建てた神殿でした。

初代は方形の建物でしたが、火災にあい柱を除いては全壊してしまいました。

この場所に、『ハドリアヌス皇帝』が円形の建物を建てました。

 

 

ファサードは『アグリッパ』の建てた神殿を再建して方形です。

その後ろに円形の建物は見えます。

 

 

中に入ると壁には一切窓はなく光は天井の中心から降り注いできます。

本当にどうやって紀元118年という時代にこんな難しい構造の建て物ができたか、

不思議ですね。

 

ここには『ラファエロ』の墓もあります。

そういった礼拝堂の一つです、なかなか立派なものですね。