
2019年11月訪問
素晴らしいステンドグラスの数々 サン ドニ大聖堂
創建は古く7世紀にさかのぼります。
その頃「フランク王国」に『ダコベルト1世』(628-637在)という王様がいました。
この王様が「ベネディクト派」の修道院を創立したのが始まりといわれています。
この大聖堂の素敵なステンドグラスをご紹介します。
この作品が《アレゴリーの窓》と呼ばれる
『聖パウロ』の物語を描いたステンドグラスです。
1ブロック1ブロックに『パウロ』のエピソードが描かれています。
ここから光が一斉に入ってくるととても幻想的な気分になります。
『バラ窓』です、典型的なものですがここで見ると厳かな感じがします。
その他には模様だけの物もあります、
複雑な模様が絡み合って織りなす不思議な空間は感動的です。
建築様式的には何度も改修がされていますが「初期ゴシック」様式です。
パリの中心地からは少しありますが、ぜひ訪れてみてください。
書き忘れましたが、ここにはフランス歴代の王様が眠っていて、
地下のお墓に並ぶ棺もとても素晴らしいものがあります。