サロンは印象派の敵 パリ モンマルトル


 この広場からノルバン通りに入るとスターバックがあります。

 アメリカシアトル発のスターバックスは、ヨーロッパの都市には必ずといってありますね。これほどたくさんのカフェがあるパリにもスターバックスはあり結構繁盛してるんですよ。

 わたしは、街角にあるカフェのエスプレッソが好きですけどね。

 そしてその先には有名なレストラン ル・コンシュラ(Le Consulat)があります。

 1階の部分が赤と緑でとてもかわいい作りになって いますね。

 このレストランとても古いレストランなんです、19世紀終盤から20世紀前半にかけて、印象派後期印象派の画家たちがたむろしていたということですよ。

 そんな時代にここに居たかったですね、才能があっても、サロンに認められない貧乏な画家たちが、不安と自負心の間で引き裂かれ、癒しと同志を求めてここでたむろしていたんでしょうね。

 フランスの絵画会は19世紀の終盤でもサロン(官展)フランス王立絵画彫刻アカデミー主催による展覧会が力を握っていて、印象派はあまりサロンからは認められなかったのです。

 サロンから認められないということイコール絵が売れないということで、サロンは以外の画家たちはとても貧乏だったのです。