絶好調なオランダから 廻灯篭 東照宮 日光 栃木県


2020年9月訪問

 

★絶好調なオランダから 廻灯篭 東照宮 日光 栃木県

 

『輪蔵』の脇にある石階段を登ると大きな鉄製の灯篭が見えてきます。

『廻灯篭』です。

この灯篭は1624年オランダ東インド会社から贈られた物です。

「なんでオランダから?」何か忘れてはいませんか、

江戸幕府鎖国をしていましたが、唯一オランダとは、長崎県の出島で貿易をしていましたね。

 

 

たぶんその関係で、オランダから献上があったのだと思います、厳密にいうとオランダとして独立したのは1648年ですから、まだ『ネーデルランド連邦共和国』の頃です。

この頃の共和国は、羊毛加工や、アジアからの香辛料の輸入で、

ぼろもうけ、ウハウハ状況でした。

 

 

共和国の職人さんが作った日本風の像でしょうか。よくできています。

 

次は『鐘楼』です。

 

『鐘楼』にもたくさんの彫刻が施されています。

鐘を支えるためにがっしりとした四本の青銅の柱に支えられています。

 

次は『鼓楼』です。

 

この中に儀式に使う、鐘や太鼓が保管されているようです。

この建物にもたくさんの装飾が施されています、

職人の腕が光る木目込みがきれいです。

この先に、回廊がありその羽目板がまた素晴らしいですが、それは次回。